品川区大井でベランダの下地調整とウレタン防水工事1日目を行いました
前回、ベランダの残置物撤去からの続きで、品川区大井のお客様のご自宅のベランダ防水工事1日目です。
ウレタン防水通気緩衝工法で行います。
ウレタン防水通気緩衝工法は、一般的に3日間で完了することが多いです。
1日目は下地処理と1層目、2日目は防水2層目の形成、3日目はトップコート塗布という流れで進められます。
先ずは既存の防水を撤去します。
だいぶ傷んでいる様子です。
撤去した後、下地を調整していきます。
下地処理を行っていきます。
ウレタン防水層を施工する前に、下地の状態を整えるための重要な工程です。
下地の洗浄、ひび割れや凹凸の補修などを行います。
これにより、通気緩衝シートの密着性を高め、防水層の耐久性を向上させます。
下地にひび割れや凹凸がある場合、そのまま防水層を施工すると、防水層の耐久性が低下する可能性があります。
そのため、ひび割れは補修材で埋め、凹凸はモルタルなどで平滑にする必要があります。
プライマーを塗布します。
通気緩衝シートとの密着を良くするために行います。
周りは養生テープを貼ります。
ベランダの防水工事で養生テープを貼るのは、塗料の飛散や汚れ、損傷から周囲を保護するためです。
特に、隣接する壁や床、手すり等防水工事で塗料が付着してはいけない部分を保護するために養生を行います。
緩衝シートを敷き設した後、シートのジョイント部分をジョイントテープで塞ぎます。
ジョイント部分というのは、通気緩衝シート同士をつなぎ合わせる部分のことです。
この部分には、水分や空気が漏れるのを防ぐためのジョイントテープが貼られます。
その後、通気層内の湿気や熱を外部に排出するために脱気筒を設置します。
次に、ウレタン防水材の1回目の塗布を行います。
1日目はこれで終了です。