近年、侵入窃盗や空き巣の手口は年々巧妙化しており、「うちは大丈夫」と思っていても狙われるリスクは誰にでもあります。
そこで注目されているのが、防犯リフォームです。しかし、初めて取り組む際には「どこから手を付ければよいのか」と迷う方も多いでしょう。
最初のステップは、自宅の弱点を把握することです。
例えば、侵入経路となりやすいのは玄関・勝手口・窓。特に一戸建てや低層階では、窓からの侵入が多く報告されています。
サッシの補助錠や防犯ガラスの導入、シャッターや面格子の設置などは、比較的取り入れやすい対策です。

次に見直したいのが玄関ドアです。ピッキングやサムターン回しといった不正解錠を防ぐために、ディンプルキー(表面に多数のくぼみがある鍵)や二重ロック(一つのドアに2つ以上の鍵を取り付けること)に交換することが有効です。また、ドアスコープ(玄関ドアに設置されている覗き窓)やドアチェーンを最新のものに取り替えるだけでも防犯性が向上します。
さらに、外構の工夫も大切です。
高い塀や植木は死角を作り、逆に侵入者を隠してしまう場合があるため、あえて見通しの良い環境にすることが「狙われにくさ」につながります。
センサーライトや防犯カメラの設置も、心理的な抑止効果が期待できます。

防犯リフォームは「完璧な要塞」をつくることではなく、侵入に時間がかかりそうだと思わせる工夫を積み重ねることが重要です。
泥棒は5分以上かかると諦めるケースが多いとされており、その“時間稼ぎ”こそが最大の防御になります。
まずは簡単にできる対策から始め、予算に応じて徐々にステップアップする方法がおすすめです。
費用的には数万円から数十万円と材料によっても異なってきます。
モノツクリにご相談いただければ、自宅の状況に合わせたプランをご提案いたします。
不安な点はモノツクリにご相談ください。お客様が納得し、ご安心できるようにご説明させていただきます。
品川区お住まいの方は防犯対策補助金(補助上限額4万円)が活用できますので、ぜひ、ご検討ください。
