品川区不動前駅近くの店舗ビルで鉄部の塗装と屋上防水のご相談を受けました
鉄骨階段の劣化は、おおよそ15年~20年程度で起こると言われています。
特に錆びやすい鉄骨の場合、塗装を5年程度周期で行うことが推奨されていますが、環境やメンテナンス状況によって劣化のスピードは異なります。
お客様は、前回、塗装改修屋さんに7年前にご依頼をされて工事を行ってもらったようですが、あまり良くなかったらしく、劣化も早くて気になっていたので、とにかく近所で工事店を…という思いでモノツクリにご相談いただきました。
上は既存の写真です。
現地点検をしたところ、かなりの劣化が見られました。
どこもかなりの劣化が進んでいます。
錆びが多い状態です。
錆びは鉄骨を腐食させ、内部から徐々に強度を下げます。
ひどくなると、踏板が落ちたり、柱が折れたりして、階段が崩壊する危険性があります。
上の写真は非常に危険な状態です。
鉄骨の腐食が原因で手すりが錆びて穴が開いています。
放置したままにすると手すりが外れてしまう危険性があります。
錆びが進行すると、修理や交換が必要になるため、修繕費用が高くなります。
内部の錆びがひどい場合は鉄板の溶接補強が必要になります。
屋上の防水も雨水が入って膨らんでいる状態です。
今までお付き合いのあった工事店が無くなってしまい、近所で工事店を探していたら、モノツクリを見つけたとのことで、ご連絡いただきました。
足場をかけて工事をする予算がないとお話しをうかがいましたので、手の届く範囲でしっかり改修工事をする方法をご提案させていただきます。