武蔵小山にある保育園の出入口に滑り止めとしてスロープ用長尺シートを施工しました
前回、武蔵小山にある保育園で出入口が雨の日に滑って危ないので何とかしたいとご相談をいただいた続きです。
今回、滑り止めとしてスロープ用長尺シートを施工します。
保育園の出入口の既存写真です。
スタッフが掃除をして下地処理を行っています。
この後、養生を行います。
養生をしている写真です。
施工する場所以外のところに養生をしています。
養生は、汚したり傷つけたりしないために行います。
この後に接着剤を塗布します。
スロープ用長尺シートとは、傾斜のある床面(スロープや階段)での転倒を防ぐために、表面に特殊な凹凸加工が施され、滑りにくさと排水性に特化した塩化ビニル製のロール状床材です。
水に濡れても安全に歩行できるよう設計されており、耐久性やメンテナンス性にも優れています。
上は接着剤の写真です。
長尺シートを貼っている写真です。
長尺シートを貼り付け端部をきれいに裁断しました。
また、転圧(空気抜き)を行います。
次にマスキングテープを貼ります。
マスキングテープを使用する主な理由は、継ぎ目の処理を行うのに、溶接とシーリング作業をきれいに仕上げるためです。
また、端部処理(シール・役物)をします。
シールはシーリング材のことです。
役物とは、建物の特定の役割を果たす部分や規格外の形状、寸法を持つ仕上げ材の総称です。
シートの役物に該当するものとして、L型金物(スロープの端や角に設置し、シートの端を押さえる)、見切り縁(シートと他の床材との境界部分に使用される部材)、ノンスリップ(スロープの端に設置し、滑り止め効果を高めるための加工が施された金物や部材)があります。
マスキングテープを外し、最終確認です。

完成写真です。
作業は1日でした。
これで雨の日も安心できますね。
モノツクリにご依頼いただきありがとうございました。