目黒区原町で経年劣化した琉球畳の交換のご相談をいただきました
目黒区原町で、過去に外装改修工事、水回りの工事をご依頼いただいたお客様から、経年劣化した琉球畳の交換のご相談をいただきました。
早速、職人とサンプルを持ってご訪問に伺いました。
上は既存の琉球畳の写真です。
琉球畳は本来七草藺草(しちとうい)で作られた畳を指し、素材の特性上、縁なしでスタイリッシュな外観が特徴ですが、一般的には半畳サイズで正方形に作られることが多いです。
しかし、現代の住宅に合わせてオーダーメイドで制作されることが多く、部屋の広さやデザインに合わせて1畳サイズの長方形で琉球畳を作ることも可能です。
普通の畳は断面が丸い藺草を使い、縁で補強されるのに対し、琉球畳は丈夫なため、縁は不要とされていますが、近年ではデザイン性を高めるため、角を補強したり、部屋のアクセントとして縁をつける場合があります。
職人が畳を1枚剥がして下地も調査しています。
畳を踏むとかなりやわらかいので、下地も合わせてやり替えを推奨しました。
下地のやり替えとは、畳を構成する3つの部位のうち、一番中の芯材である、畳床(たたみとこ)が傷んでしまった際に、畳表(たたみおもて)や畳縁(たたみべり)も全て新しく取り替える工事のことです。
畳を剥がして厚みを測るのは、畳の交換の際に必要な高さの調整や、畳の耐久性の確認のためです。厚さによって畳表が選べることや、畳床の強度を判断することもでき、リフォーム後の仕上がりや将来的な耐久性に関わります。
お客様に畳のサンプルを提示致しました。
後日、お見積りを作成して、お客様にご提案を致します。