目黒区目黒本町で雨漏りしたセメント瓦屋根をガルバリウム鋼板波板に葺き替え

| 作業日数 | 3日 |
| 費用 | 85万(2026年8月時点) |
| 保証 | 3年 |
今回のお客さまからのご相談
屋根が雨漏りしているので何とかしたいが、できるだけ費用をかけずにお願いしたい。
モノツクリからのご提案
お客さまに今後のお住まいについて事情をお聞きしたところ、まだ長く住まれるとの事でしたので、ガルバリウム鋼板波板屋根の葺き替えをご提案いたしました。


目黒区目黒本町で築60年の戸建てに在住のお客様です。
屋根の雨漏りのご相談で調査に伺いました。
既存写真です。
右上の白い部分は板金を加工して瓦の代わりにしたものです。
過去に瓦の割れや脱落があったものを応急処置した跡の様子です。


セメント瓦は、今、廃盤で在庫もありません。
セメント瓦は多くの種類がすでに製造中止となっており、新品の瓦を入手するのは非常に困難です。
調査をしたところ、割れているところを指し換えしていました。
お客様に今後のお住まいについての事情をお聞きしたところ、まだこちらのお宅に長く住まれるとの事でしたので、今回、葺き替えによるご提案をすることになりました。


左上の端の部分も瓦が割れています。
調査を終えて、葺き替えはガルバリウム鋼板の波板屋根にご提案するお見積書を作成し、お客様にお届けして正式にご依頼をいただきました。
このあと、葺き替え工事の様子をご覧ください。
屋根の調査は費用がかかりますが、実工事をする場合は無料となります。


上は、野地板の写真です。
野地板とは、セメント瓦をすべて剥がし、瓦を固定していた木材(瓦桟)も撤去したあとの屋根の下地(野地板)にしたものです。
今回、雨漏りが原因の葺き替えですので、瓦の下に敷かれていた古い防水シートまできれいに剥がされ、木製の下地板が丸見えになりました。
屋根は勾配が緩いため、足場をかけずに工事しています。


上は、防水シートを貼っている写真です。
野地板の上に合板を貼ってその上に防水シートを貼っています。
屋根の葺き替えは天候が第一優先です。
そのために前日に変更することもしばしばあります。
今回も天気予報を常に気にしながら、葺き替えは作業員5人でスタートしました。


上の写真は、防水シートの上に、新しい屋根材を固定するための木材(縦桟:たてざん)を取り付けているところです。
ガルバニウム鋼板の波板仕様を張るため準備段階にあたります。



上はガルバニウム鋼板の波板を張っている写真です。
天気も何とかもってくれて、とても順調にすすんでいます。
あとは、板金雨樋補修で1日で終わる予定です。
波板は、錆びにくいビス(ポリカ波板用やステンレス製の傘釘など)を使って長期的に耐久性を維持します。


左上は屋根に向かって伸縮式はしごを掛けた写真です。
「屋根の勾配が緩い」というのは、足場なしで作業する上でとても有利な条件です。
右上は葺き替え作業でアンテナを一度撤去した写真です。
次は板金加工を行います。



板金加工をしている写真です。
真ん中は、ケラバ板金(水切りカバー)の取り付けと板金継ぎ目(ジョイント)の重ね合わせ加工、コーキング(シーリング)による防水処理をした写真です。
雨水の侵入(雨漏り)防止、強風時のバタつき・めくれ防止、虫や小動物の侵入防止が目的です。
右上は、屋根の頂上に取り付けられた、「棟(むね)板金」を固定するための下地となる木材の写真です。
建築用語では、「棟木(むなぎ)」や「貫板(ぬきいた)」、または「棟下地(むねしたじ)」と呼びます。


左上は、スタッフが棟下地の木材を屋根に取り付けて固定している最中の写真です。
絶対に頑丈に固定しなければならない極めて重要な部分です。
固定が甘いと、台風や強風で屋根が吹き飛んだり、激しい雨漏りが発生したりと建物の寿命を縮ませてしまいます。
右上は、次に金属製のカバー(棟板金)を被せる前の状態です。
スタッフが電動工具で下地の木材をビスで止めし終え、これから金属カバーを被せていく直前の段階の写真です。

下地の木材(貫板)の上から金属製の「棟(むね)板金」を被せて仕上げている途中の写真です。


屋根の頂上にグレーの金属カバー(棟板金)が端から端までしっかりと被せられています。
また、手前のガルバリウム鋼板波板も、等間隔にビスでしっかりと留められています。
反対から見てもきれいに等間隔でビスが留められています。
見た目の美しさだけでなく、等間隔は屋根の安全性や防水性を保つための強固な理由があります。
それは、強風に対する強度が均一になること、下地に確実に命中している証拠、打ち方に偏りがあると隙間から雨水が侵入する原因になること、また、職人の施工品質の目安が主な理由です。


左上の写真は、屋根の軒先(雨樋がつく側のいちばん低い端)に取り付けられた「軒先水切り板金」と呼ばれる部分の仕上りです。
この部分は、下地木材と外壁の腐食を防ぐため、雨水を雨樋へきれいに流す、強風時の雨の吹き込みを防ぐ重要な役割を持っています。
右上は、屋根の頂上(棟)の端と、屋根のななめの端(ケラバ)が交わる角の部分を保護する「棟巴(むねともえ)板金」と呼ばれる部分の写真です。


板金加工はこれで終わりました。
最後に撤去したアンテナを再設置します。



左上は、スタッフが梯子で波板屋根に上るところの写真です。
アンテナを再設置します。
真ん中の写真は、スタッフがアンテナの向きの微調整をしています。
足元にあるものは、「屋根馬」と呼ばれる4本脚の金属製土台です。
これから四方に張る固定用のワイヤー(支線)を引き込み、完全に締め込んで固定する段階です。
右上写真は、スタッフが作業が終わり梯子で下に下りる様子です。


葺き替え作業で一度撤去したアンテナの再設置が終わりました。
アンテナの再設置の作業時間は90分でした。
これで全ての工事が終わり完了です。
工事後のお客さまから
葺き替え工事をしたことで雨漏りの心配がなくなり良かったです。
工事を終えてモノツクリから
順調に葺き替え工事が進み、3日間で予定通り終えることができて、お客さまに喜んでいただけて良かったです。
投稿者 やない