狭い部屋を広く見せるためのリフォームテクニックには、視覚効果や収納の工夫が有効です。これからいくつかのポイントをあげていきます。
1. 壁や天井を明るくすると(白やベージュなど)空間を広く見せる効果があり、全体的に統一感があるのですっきりと見えます。
2. 鏡を使って奥行きを出すというのも空間が倍に広がったような視覚効果が得られます。特に、洗面所や廊下、リビングの一角につけると狭いスぺースが広く感じられたり、床から天井までの大きな鏡や複数の鏡を使ってデザイン性を加えるのも良い方法です。
3.フロートタイプの家具は、床から浮かせることで視線が奥まで通って空間が広く感じられます(キャビネットやシェルフなど)。床が見えるため掃除がしやすいのも利点です。
4.ガラスやアクリルなどの透明素材を使うと、光を遮らず視界が通るため、圧迫感を軽減することができます。例えばシャワールームなどガラスで仕切ると解放感が生まれます。
5.天井を高く見せるには、縦のラインを意識したデザインのもの(縦長の壁紙やタイル、縦に配置した収納)など視線が上に誘導され効果的です。背の高い家具や縦型ミラーの配置も空間全体が縦に広がって見えます。
6.収納を壁に埋め込むことで、見た目もすっきりし、部屋の余白が広く感じられます。
7.照明でも広さを演出してくれます。床や壁を照らすことで、部屋の隅々まで視線が届き、奥行きを感じさせることができます。
8.家具は必要最低限で、部屋のサイズに合うコンパクトなものを選択します。低めの家具や脚のある家具は、床面が見えやすくなるため、圧迫感が軽減されます。
9.窓を広くとり、自然光を取り入れることで部屋を広く明るく見せる。窓が少ない部屋は、鏡やガラスを使って反射させると効果的です。
これらのリフォームテクニックを活用することで、実際の広さ以上に解放感を感じる空間を演出できます。色は、上にいくほど明るい色にすることで広く感じることができます。すべてを活用するのは難しいですが、できることから取り入れてみてはいかがですか?