マンションのリフォームを行う際には、戸建てとは異なる制約があるため、事前に確認すべき点がいくつかあります。
1. 管理規約と管理組合の確認
マンションには共用部分と専有部分があり、管理規約によってリフォーム可能な範囲が決まっています。
①床材の制限(防音性能が求められる場合あり)。②水回りの移動制限(配管の関係で大幅な変更ができないことが多い)。③窓・玄関ドアの変更不可(共用部分に該当するため)。④工事時間の制限(騒音や振動を伴う作業は指定時間内のみ可)等。
まずは管理組合にリフォームが可能かを確認し、申請が必要かどうかをチェックします。

2. 構造上の制約
マンションの構造によっては、間取り変更や壁の撤去が制限されることがあります。
①ラーメン構造(柱・梁で支える):比較的間取り変更がしやすい。
②壁式構造(壁で支える):耐力壁を撤去できないため大幅な変更が難しい。
特に壁式構造のマンションでは、構造壁を撤去すると建物の強度が低下するため注意が必要です。
3. 配管・配線の制約
築年数の古いマンションでは、給排水管の位置変更が難しい場合があります。
①キッチンや浴室の移動が制限されることが多い。②電気配線が天井や壁内に納まっているため、変更が困難な場合がある。
水回りを移動させたい場合は、床下スペース(配管経路)の確認が必要です。
4. 近隣住民への配慮
マンションは集合住宅のため、工事による騒音・振動・塗料のニオイなどがトラブルの原因になりやすいです。
①工事前に管理組合・隣人へ挨拶やお知らせをする。②騒音の出る作業はできるだけ短期間で終わらせる。③粉塵やニオイが漏れないように養生を徹底する。
トラブルを避けるために、事前に近隣住民へリフォームのスケジュールのお知らせのチラシ配布をしておくと安心です。

5. 業者選びの重要性
モノツクリでは、マンションでの工事の場合は、特に細心の注意を払って管理組合との調整をとり、管理規約に従って工事を行うようにしています。
また、近隣住民への配慮も心掛けております。
最後に、マンションリフォームは、想定外の補修工事がかかることがありますので(特に古いマンション)余裕を持った予算設定が必要です。
例えば、追加の補強や隠れた劣化の補修工事等。
また、管理規約や構造上の制約があるため、戸建てよりも慎重な計画が必要です。
リフォームをスムーズに進めるための事前準備と適切な計画を立てて、快適な住空間をモノツクリで実現しませんか。