品川区小山台で一時退去中のお客様宅初日は養生からクロス剥がしまで

前回、品川区小山台で築30年近いマンションで、留守中のお客様のご家族様からお部屋のリフォームと猫ちゃんの臭いを消して欲しいとご依頼をいただきました。
工事にあたっては、分譲マンションの場合、部屋の所有者であっても自由に工事を始めることはできません。
マンションごとに管理規約のルールがあり、事前の工事申請が必要です。
申請書類を提出して、承諾がおりてから工事に入ります。

エレベーター前の共用廊下に、とても丁寧に養生が施されています。
共用部の保護のため、養生をしています。
また、お部屋の前まで養生シートを行います。
養生は、資材を運ぶ際、万が一にも壁や床を傷つけたり汚したりしないようにするためです。

初日は、養生からクロス剥がしまで行います。

天井の既存写真です。
天井は等間隔に溝(目地)があるタイプです。
一般的にクロスの寿命や交換時期の目安は10年前後と言われています。
日常的に目立つ汚れがなくても、年月が経つと徐々に劣化が進みます。
交換を検討するタイミングは、「見た目の変化(たばこのヤニ、油汚れ等)」、「物理的な劣化(目地のひび割れや隙間、角の部分がペラペラ剥がれる)」、「衛生面の不具合(結露などで壁紙の表面や裏側にカビが発生)」などのサインがあります。

古いクロスを剥がしている最中の写真です。

クローゼット(押し入れ)の中の既存写真です。
最近のマンションではあまり見かけない、築30年前後のマンション特有の、面白い構造をしています。
「押し入れ」から「クローゼット」への改造・過渡期の仕様に見えます。
ちょうどミックスされた時代を象徴する仕様ですね。

玄関まわりの写真です。
清掃済になっています。

洗面所・お風呂回りの既存写真です。
こちらも壁クロスを剥がしています。
床は、床材を剥がした後の、下地の床(コンクリートや古い糊の跡)が見えている状態です。
グレーの部分は、コンクリート(モルタル下地)で、茶色っぽい部分は、古い接着剤の跡です。

築年数が経っているお家ほど、この「剥がす・下地を整える」という最初の工程が本当に大変になります。
理由は、接着剤がガチガチに風化していることと、手前の昔の銀色の金具だと段差(クッションフロアの厚み)の計算が必要になります。
最新仕様は幅も薄さもほとんどありません。

既存のお部屋の写真です。
今回、お部屋にはだいぶ臭いが発生しているので、クロスを剥がしてから消毒液を噴霧します。

キッチン前の既存写真です。
次回は設備工事です。
電気温水器とトイレを撤去します。
投稿者 やない